レッスン121

赦しが幸せへの鍵である

ここで、すべての問題に答えが与えられ、不確かなものの終わりが確実となる。

赦そうとしない心は、恐れに満ちており
愛が愛と存在できる余地を与えず、愛が世界の喧騒を離れて高く飛翔するために その翼を広げられる平安の場所を与えない。

赦そうとしない心には自らの破滅以外に何が知覚できるだろうか。
自分の罪のすべてが実在するという証拠以外に 何を見ることができるだろうか。

赦そうとしない心は間違いを見ず、罪だけを見る。
生きたいと思いながらも、死んだほうがよいと願う。
赦そうとしない心は絶望しており、
さらなる絶望以外の何かをもたらす未来の見通しをもたない。

赦しは習得されるものである。
罪とはあなたが自分自身に教えた概念なので、
赦しもあなたが学ばなければならないものである。

赦そうとしないほかの心の1つひとつがあなたに提供するのは
あなた自身の赦そうとしない心に 自分のその心を赦す方法を教える機会である。
赦そうとしない心は、自分が地獄から救われていることを
あなたからの赦しを通して学ばなければならない。
そしてあなたは、救済を教えながら、救済を学ぶだろう。

しかし、あなたの教えることも学ぶことも、どちらもあなたから生じるものではなく
あなたに道を示すために与えられた 内なる教師から生じるものである。

今日は、赦すことを学ぶための練習をする。
朝と夜のそれぞれ10分間を、赦しの与え方と受け取り方を学ぶために捧げる。

◆あなたが嫌いなだれかについて考える。
 あなたを苛立たせるひと、逢いたくない人を思い浮かべる。
 目を閉じ、心の中にその人を思い浮かべ、
 その人のどこかに 何らかの光を知覚してみようとしなさい。
 そして、その光を広げていく。

☆赦しこそが幸せへの鍵である。
 私は、自分が死にゆく者、誤りを免れない者
 罪深い者だという夢から目覚め 自分が完璧な神の子であるとわかるようになるだろう。

皆さんが赦せないと思っていた人を赦し
皆さんの心が軽くなりますように(*^^*)