レッスン191

私は神ご自身の聖なる子である

あなたはここで、この世界の束縛からの解放を宣言する。
そしてここでまた全世界も解放される。

あなたは神の子をとじこめる看守の役割をこの世界に与えることで
自分が何をしてきたかが見えていない。
自分のアイデンティティーを拒否するとき
あなたは、まるで敵の大舞台に立ちむかう一粒の塵のように
ひとりの友もなく単独で宇宙を攻撃している。
自分のアイデンティティーを拒否するなら、あなたは邪悪さと罪と死を眺め
絶望が希望のかけらを一つ残らず奪い去っていくのを見て
ただ死にたいという望みとともに取り残されただけである。

あなたは神が創造したままのあなたである。

この一つの想念において、あらゆる者が自由になり
すべての幻想が消える。
ただ今日の主題概念をあなたの想念の中に保ちなさい。
世界を解放しに戻っていく。
自分のアイデンティティーを受け入れることができる者は
真に救われる。
幸福への道を示してくれた聖霊に対する、感謝のしるしでもある。
今日は、地獄がいとも簡単に消えていくことを喜ぼう。
ただ次のように自分に言うだけでよい。

☆私は神ご自身の聖なる子である。
 私に苦しみはありえず、痛みを被ることはありえない。
 損失を被ることはなく、救済が求めることで
 私にできないことは何もない。

時間の始まりから死の儀式のこだまを響かせてきた
往古の暗い洞窟を一つ残らず、奇跡が明るく照らし出した。

よく聞きなさい。
あなたには地においても天においてもすべての力が与えられている。
あなたにできないことは何もない。
神の子を眠りから目覚めさせ その神聖な目を開き
彼が自分で作り出した世界を祝福するために戻ってこさせよう。

あなたの栄光がこの世界を救う光である。
これ以上、救済を与えずにおいてはいけない。
あなたは、神ご自身を父にもつ聖なる神の子である。
このことを思い出すなら、全世界は自由になる。
このことを思い出すなら、天と地はひとつになる。