私が得られる報酬（もの）は、自分自身からの感謝のみである
これは、自分の力に敵対する外的勢力が存在するという信念から、
あなたの心を自由にするための第２ステップである。
あなたは親切になって赦そうと試みる。
けれども、外側に感謝の気持ちや、あふれんばかりの謝意を見出さない限り
再びそれらを攻撃に変えてしまう。
自分の想念に何ができるかを知らない者は、なんと簡単に神と罪悪感を混同してしまうことだろう。
自分の強さを否定するなら、弱さがあなたの救済とならざるをえない。
自分を束縛された者として見るなら
鉄格子があなたの家となる。
あなたが自分の幻想からこの世界を解放するとき
世界は必ずあなたに感謝する。
あなたの贈り物が、地獄から永久に解放されたことを感謝する心が差し出す
永遠の贈り物となるために必要なのは
あなたの感謝だけである。
あなたが赦しても再び攻撃している間は
贈り物が確実、永遠、不変、無限であることも
永遠に与え続け、愛を延長し、あなたの尽きせぬ喜びをさらに増すものであることも
あなたは決して悟らないだろう。
自分の外に見えていると思っている罪を
赦し、取り去ってもらうことを学びなさい。
恐れが永遠に過ぎ去る。
これについて、あなたの自己に感謝しなさい。
その自己はただ神に感謝し
自分自身であるキリストにむかってあなたのことを感謝する。
感謝には終わりがない。
感謝は愛の一部であり続ける。
自己を延長する無数の経路の全てに対し
感謝を捧げなさい。
感謝を、今、受けるに値する者となりなさい。
しかし、神があなたへの感謝を一度でも止めたことがあると思ってはならない。